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【 住宅ローン 】

法律・豆知識

変動金利固定金利どちらがいいの?

答えからいくと決めるのは、お客様自身です。

答えになっていない」と言われると思いますが、
なぜ、そうなったのか理由について解説していきます。
※ここについてはさまざまな意見があるため、私の意見であることをご承知ください。

住宅ローンには大きく分けて「変動金利」と「固定金利」があります。

変動金利の例として、都市銀行・地方銀行・最近よく見るネット銀行があります。

固定金利の代表的な例として、35年間固定のフラット35などがあります。

それぞれのメリット、デメリットを見ていきます。


変動金利デメリット

① 「5年ルール」
  5年間は毎月の返済額は変わりませんが、実際の金利は半年ごとに
見直されている為、元金と利息の割合が変わっていきます
また、返済は利息の支払いが優先されるため、元金が減っていないということもあります。

② 「125%ルール」
  一部の金融機関には、このルールがあります。
もし金利が上昇しても5年間は返済額は変わりませんが、
6年目にはその時点の適応金利によって見直しされるため、返済額が大きくなる可能性があります。
そのため、適応金利がどれだけ高くなっても返済額の上限は、
125%までに抑えられるというルールです。

急激な金利上昇が続き、「5年ルール」や「125%ルール」が裏目に出ると
返済額では返しきれない利息が発生する可能性があります。
多くの場合は、最終回の返済日に未払い利息は残りの元金と共に
全額を一括で返済しなければならないこともあります。

固定金利デメリット

① 3・5・10・35年間は金利を一定にするための固定なので、金利が高いです。
 (↑何年固定にするかは、自分で選べます。)

② 金利が高いことによって支払い利息も多くなり総返済額も多くなります。


ここで、重要なのは現在の金利ですが、推移を見ていきます。


変動金利は低金利を保っていますが、2023年を境に固定金利が上昇しました。

ここまで見ると変動金利の方が良さそう!と感じます。

なぜ、変動金利の方が良いと言えないかというと、、、

昨年、日本以外の各国では「利上げ」があり、
日本でも「利上げ」があるのではないかと言われています。

ただ、「いつ上がるのか」や「どのくらい上がるのか」は誰にも分からないのが現実です。

今年上がるのでは無いかと言われていますが、それは分かりません。

住宅ローンは35年や40年など長期的に借りるローンです。

何十年先のことを予想するのは難しく、どちらの選択が正しかったかと今の時点では言えません。

私は、先々に金利が上がり、支払額が変わることで不安になることが嫌だった為、
段階金利固定」(35年先まで支払い額は決まっています。)を選択しました。


人生の中で最も大きな買い物だと思うので、失敗しないためには
住宅ローンを既に組んでいる人など、色んな人から話を聞くのが1番だと思います。

私も購入するときは、看護師で働いていたので、住宅ローンのこと、
税関係のこと、住宅ローン減税のことなど知らないことが多かったです。

「もっと調べておけば良かった」と後悔しない選択が出来るように後押し出来たらと思います。

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